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年間200日取材をするプロが教える、旅がもっと楽になる「旅の準備」

エキスパートがこっそり伝授!

旅は、バッグに荷物を詰める段階からはじまっている。“パッキング”は、旅の質を左右する大切なポイント。プロが行っているスマートな方法とは?

本当に必要なものだけを“バッグ・イン・バッグ”で収納

 “旅は身軽がいい”というけれど、いざ実行しようとしても多くの人はその具体的な方法がわからず、出発前に頭を抱えることも。旅ジャーナリスト・のかたあきこさんはパッキングの極意をこう語る。

「旅行の荷物は始終持ち運ぶものなので、軽量かつコンパクトであることが大切です。まず注意したいのが個数。バッグの数が多いと必要なものがすぐに見つからず、移動にも支障が出ます。さらに紛失の危険も高まるため、キャリーケースとショルダーバッグなど、2つまでにしたいですね」。

 バッグが決まったらいよいよ荷物を詰めるわけだが、ここでのか
たさんが“お薦め品”として取り出したのは、無数のポーチやエコバッグ。日本古来の風呂敷もある。「荷物をバッグに直接入れるのではなく、種類や重さに準じて小分けにしましょう。こうすると中で荷物が偏らず、持ち運びがしやすくなるうえ必要なものがすぐ取り出せます。また、全体の重量を減らす工夫も重要ですが、小分けにすることで不要なものや重すぎるものが判別しやすくなります」。

 こうすると荷物は見た目にもすっきりと美しく、心まで軽快だ。出発が楽しみになってくる!
「使用頻度の高いものはセカンドバッグに集約し、さらに開口部の近くに入れると完璧です。旅程をイメージし、あらかじめピックアップしておくといいでしょう」。

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のかた あきこ

のかた あきこ

福岡県福岡市出身。旅ジャーナリスト、フリーライター&編集者、温泉ソムリエ、まちづくり案内人。早稲田大学卒。旅行読売出版社編集部を経て2002年独立。旅と温泉に詳しく、宿本"旅美人SPECIAL"では編集長を務め温泉旅館に関する書籍を多数製作。その他、木楽舎『ソトコト』温泉日和連載。テレビ東京「ソロモン流」などでも紹介。本誌でも『一個人』×星野リゾート「大人の休息旅」を連載中。「まちづくり会議2011&2012」では全国からパネラーを集め、まちづくり人案内人を務めた。公式サイト「のかたあきこオフィシャルサイト」(http://nokainu.com)


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